歯科医院に訪れる患者さまの多くは、歯に何らかの違和感や痛みを感じ、通院を始めます。
当院では、「歯が痛い」「歯がしみる」「ものが噛めない」「歯ぐきから血が出る」など、今ある状況を改善していくとともに、患者さまの将来を見据えた歯の健康を考え、適切な治療計画のもと、患者様一人ひとりにあった精密で丁寧な治療を行なっています。
治療後は、末永く健康な口内を保てるよう、定期検診を習慣とし、「痛くなる前に」ご来院いただけることを推進しています。
銀歯は入れたくない等のご要望や気になることがあれば、お気軽にご来院ください。 |
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CTとは、コンピューター断層撮影法(Computed Tomography)のことです。これまでは平面(2次元)でしか知ることのできない骨の内部を立体的にとらえることができるようになりました。
歯を支える顎の骨の奥行き、骨の硬さや軟らかさ、深さ(高さ)、神経や血管の位置などを事前に確認するのが、歯科用CTです。
インプラント治療のみならず、歯周病、歯の根の治療、親知らず等の診断にも非常に有効です。CT撮影をせずにインプラント治療をすることは患者さんにとって非常にリスクがあります。全国の歯科医院へのCT導入率はわずか数%であり、院内にCTを導入している歯科医院は限られています。
CTについて詳しくはこちら
皆さんは、口の中(唾液)にどのくらい細菌が存在していると思いますか?おおむね300〜400種類の細菌やカビ菌がいると言われています。
その中には我々にとってよくない細菌(悪玉菌)が存在します。悪玉菌の多くは歯周病の原因菌で、カビ菌(ネバネバの原因)といっしょに歯周組織を破壊します。現在成人の約8割が歯周病を発症しています。 当医院では顕微鏡を使ってあなたの口の中の細菌をチェックし、現在の口の中の状況をご説明させていただきます。
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あなたは、自分の口の中がどうなっているのかわからないまま、治療を歯医者さん任せにしていませんか?Dental][R]は患者データを一元管理し、患者目線で作られた資料が提供できる情報提供・コミュニケーションツールです。 イラストつきでわかりやすい診断書を患者さん一人ひとりにお渡しでき、自分の歯の記録を保管ができます。 ムシ歯や歯の汚れなど、自分の口の中の状態を理解しながら、歯医者さんと一緒に治療を進めることができます。
難しい専門知識を知らなくても口腔内の状態が一目でわかるイラスト付き診断書は、歯科医院と患者さんの間の知識のギャップを埋め、情報提供のサポートをし、患者さんが長期的に通い続けるシステムを構築しております。
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あなたのお口の診断書をその日にお出しします。
ムシ歯診断書は、あなたのお口の状態がイラスト付きで一目でわかります。
治療を始める前に、どこの歯がどのような状態なのかを理解して、歯医者さんと一緒に一歩を踏み出すための患者さん向け説明書です。ムシ歯だけでなく、目で見ることのできない神経の有無・歯茎に埋没している親知らずなども確認することができます。
あなたの歯みがきの苦手な部分や歯のみがき残しの場所もわかり、自分の歯の記録を保管しておくことができます。
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- 歯周ポケット
- 歯と歯ぐきの境にある溝(ポケット)の深さを測定します。
数値が高いほど歯周病が進行していることを表します。
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- プラーク
- 歯みがきが上手にできているかどうかをチェックします。
磨き残しの割合を図のイラストのように表しています。
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- 動揺度
- 歯のぐらつき具合を測定します。
ピンセットで歯を動かしてみて、どれだけ動くのかを調べます。
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歯周病は、歯垢(プラーク)がきっかけでおこる歯周組織の病気です。歯垢とは、食べかすや歯の垢(あか)ではなく細菌の塊です。1mg中に数億もの細菌が棲みついていると言われており、その中の歯周病原菌が出す毒素で歯肉に炎症をもたらします。歯周病がひどくなってくると、歯がグラグラするのはこのためで、歯を失う原因はムシ歯より多いと言われています。歯周病がひどくなる前に、予防・治療をしましょう。
唾液検査とは
唾液検査システムで、見た目だけでは分からない歯の健康度・歯ぐきの健康度・お口の清潔度を短時間で調べることができます。
治療後の歯とお口の健康を守っていく為には患者さま自身のセルフケアが大切だと考えています。
当院では唾液検査システム「SMT」を導入しています。
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当院ではライオンの唾液検査システムSMTを導入しております。
この検査は唾液を採取し、測定時間5分で結果が出される3STEPの簡単な検査で、
むし歯菌・酸性度・緩衝能・白血球・タンパク質・アンモニアの6項目を測定できるので、虫歯・歯周病・口臭のリスクを知ることができます。
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これにより一人一人のお口のコンディションに合わせて、普段の食事習慣やオーラルケアに関するアドバイスを行っています。
SMTについて詳しくはこちら
Dental ][R]との連携
Dental ][R]と唾液検査システのデータ連携で検査結果が驚くほど簡単に、その日のうちに作成できます。
Dental ][R]で登録された患者基本データが、ボタン1つで唾液検査結果シート作成プログラムに自動反映され、唾液検査結果シート作成プログラムから測定した唾液検査データを書き出し、Dental ][R]に簡単に登録することができます。
唾液検査システム「SMT」の流れ
- @ 採取 「10秒間、軽く洗口する」
- SMTの測定には洗口吐出液を用います。検査キット付属の洗口用水(3ml)を口に含み、口腔内全体に行き渡るように10秒間先行するだけで試料の採取が完了します。
- A 測定 「試験紙と専用機器で測定」
- 洗口吐出液を試験紙に点着して専用機器にセットすれば、測定がスタートします。測定時間はわずか5分。SMTは1回のアポイント中に結果がフィードバックできるスピード検査です。
- B 結果 「測定結果を患者さんと共有」
- 測定結果はパソコンに転送され、簡単に結果シートを作成できます。歯の健康、歯ぐきの健康、口腔清潔度に関する項目を「見える化」し、その場で患者さんへ共有します。
皆さんは自分の噛む力(咀嚼能力)がどのくらいかごぞんじですか?
人の噛む力は自分の体重ほどの力があると言われます。お口は健康の入り口であり、その口腔機能は人が生きていくうえで食べること、話すことなど大切な働きをいています。
また同時に咀嚼することにより栄養素を摂取し、全身の健康の保持増進を図ります。咀嚼により脳への血流量を増加させたり、認知症の予防にもなります。 |
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咀嚼による効果
- 大脳の満腹中枢が働き、早食い、食べすぎを抑制する(肥満防止)
- 咀嚼することによる唾液の分泌ホルモンにより若さを保つ
- 消化を助け、口内の食べカスや細菌を洗浄
- 歯科疾患、嚥下性肺炎の予防
- ストレスを緩和し、運動反射能力を高め、筋力を増進する(運動機能向上 )
- 咀嚼により顔の筋肉が活性化し、表情が豊かになる
咀嚼能力測定
グルコラムを20秒間咀嚼した後、吐きだしたろ液をセンサーチップに点着し、専用装置によりわずか約6秒間で測定結果を表示します。
咀嚼能力測定には咀嚼能力検査装置「グルコセンサー GS-U」を使用しています。
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メタボリックシンドロームという言葉を最近よく聞きます。肥満により体内で糖や脂肪の代謝異常が起きる生活習慣病です。肥満にならにようにするためには、しっかり噛む、咀嚼することです。
よく噛んで食べることが健康への第一歩です。
よく咀嚼して、いつまでも健康を保ち、おいしいお料理を楽しく食べられる幸せを噛みしめましょう。
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当院は日本顎咬合学会認定医が診療にあたっています。 |